家具の産地、飛騨高山


みなさまこんにちは!

9月6~7日の2日間、岐阜県高山市へ研修に行ってまいりました。

家具と住宅建築を扱う全国の会社さんと合同で行っている研修は今回が10回目。

今回は老舗の家具メーカーさんや飛騨の家具の「今」がわかる展示会場を巡ってきました。

いろんな発見のある、たいへん有意義な旅になりました!

IAN飛騨高山

飛騨の家具って、こういう伝統的な、和風のものばっかりなのかな…?

と、行くまでは思っていたんですが、実際は、

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こんな北欧風のものや、

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南欧風というんでしょうか、アンティーク風のセットまで、

とにかく色々なテイストの展示があって面白かったです!

このセットは、100年くらい使ってきたような経年変化の感じを出すために

「机の上で虫をつぶした跡」とか、「ヒビ割れを修復した跡」とか、

わざとキズや汚しを入れたりしているそうです。

このコダワリ、職人技だな~と感じました。

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ショールームでは実際に座ってみて、座り心地を確かめてみたり、

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メーカーさんから直接商品についてお話を伺うことで、

今後のアイテム選びやショップ運営にもとても参考になりました!

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高山の古い町並みはまるで京都にきたような雰囲気です。

海外からの観光客もけっこう多くて、

高山も今かなり人気があるんだなぁと感じました。

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飛騨家具の今がわかる「飛騨の家具フェスティバル」にも行ってきました。

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イサム・ノグチの大きな照明がどーん!と吊るされています。

「和」でも「洋」でもかっこいい、現代でも素敵なデザインですよね。

この照明のシリーズは、岐阜の提灯にインスピレーションをうけて制作されたものなんだそうです。

岐阜とそんなつながりがあったとは…。

今回調べてみて初めて知りました。

勉強になります笑

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伝統的な手作りの良さ、高い技術もありながら、今のライフスタイルにもあうデザインの家具。

本当に一生もの、次の世代までずっと使い続けられる家具だなぁと感じました。
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デンマークを代表する家具デザイナーが住んだ家を再現した

「フィンユール邸」も見学。

白ベースに鮮やかな黄色や青の原色がアクセントになっている

かわいいお家です。

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家の中にいても外の緑が感じられる作りは、居心地が最高でした!

そしてなんと、この中で座ってお茶をいただくことができました!

デンマークには、このオリジナルの家があるそうですが、

そこでは展示品には触れないし、もちろん椅子には座れないということですから、

とっても貴重な体験ですね!

こんな家に住みたいな~と思いながらお庭を眺め、ゆったりしてきました。

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フィンユール邸のそばのショールームでも、名作家具の展示がありました。

長く使い続けて、良い色艶になった木の家具って、やっぱり素敵ですね!

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「ベアチェア」にもしっかり座ってきましたよ!

もう単なる「椅子」というより、

工芸作品というか、美術作品のようなものですね。

手作業で丁寧に作られているだけあって、

王様になったような気分になれる座り心地です。笑

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今回はいろんなショールームを見てまわり、

すこし急ぎ足なかんじだったので、

またいつか、じっくり見に来たいな~と思いました。

みなさんも、高山に行くことがあれば、

ぜひ家具にも注目してみてくださいね!!


「飛騨の家具フェスティバル2018」http://www.hidanokagu.jp/festival/index.html

「飛騨産業株式会社」https://kitutuki.co.jp/

「株式会社シラカワ」http://www.shirakawa.co.jp/

「日進木工株式会社」https://www.nissin-mokkou.co.jp/

「柏木工株式会社」https://www.kashiwa.gr.jp/

「株式会社キタニジャパン」https://www.kitani-g.co.jp/index.html